海外FXの口座開設ができても、使っているうちに「別の海外FX業者の口座に移りたい」「国内FX業者に移りたい」ということは往々にして起こります。その場合、今使っている口座は、サブ口座として残しておくか、解約して、閉鎖することになります。今回は、海外FX口座の「解約」の手順・注意点について丁寧に解説します。
目次
海外FX口座を解約する必要性はあるのか?
というのも、一つの考え方です。
しかし、国内FX業者でも口座を残していれば
- 個人情報が保有されたままになる
- メールなどの営業連絡が来る
ことにうっとおしさを感じる方も少なくないのではないでしょうか。
これが海外FX業者であれば、尚更
- 使わないのであれば、個人情報も削除して欲しい
- 連絡が来ると、また使ってしまうかもしれないので辞めて欲しい
と思うのではないでしょうか。
「これから先使わない」と考える海外FX業者がある場合は
- 個人情報を持たれてしまう
- 営業のメールや電話が来る可能性がある
海外での何らかのトラブルに巻き込まれる可能性がある - 口座維持管理手数料が発生するケースがある
という観点から「解約」をすることが望ましいと言えます。
海外FX口座の解約手順
口座の解約・停止
「口座単位での解約・停止」に関しては
- その海外FX業者のアカウント自体 → 残る
- 利用している口座 → 廃止・利用できなくなる
というものです。
手順としては
だけです。
伝える時に「口座番号○○の口座を解約したい」と明確に口座を指定しないと、アカウントの解約と間違われてしまうケースもあるので注意しましょう。
アカウントの解約・退会
「アカウント単位での解約・退会」に関しては
- その海外FX業者のアカウント自体 → なくなる
- 利用している口座 → 廃止・利用できなくなる
というものです。
手順としては
だけです。数日で退会が処理されます。
海外FX口座を解約する時の注意点・解約前にやるべきこと
1.ポジションは決済する
ポジションを決済しないと、口座残高の出金もできなくなるため、すべてのポジションは決済しておきましょう。
2.出金して、口座残高を0円にしておく
解約後は、アカウント・マイページにログインできなくなるのが一般的です。当然、出金手続きなどもできなくなってしまいます。
解約依頼前に、口座残高が残っているのであれば、出金して、口座残高を0円にしておく必要があります。
数百円、数十円という端数は出金できないケースもあります。これに関しては、あきらめる形になることが多いです。
3.確定申告に利用する取引報告書を作成しておく
解約後は、アカウント・マイページにログインできなくなるのが一般的です。当然、過去のトレード情報も確認できなくなってしまいます。
確定申告をする場合は、取引報告書を取得しておく必要があるため、解約前に取引報告書などの取引情報は、控えておく、ダウンロードしておく、必要があります。
「海外FX口座の解約は、どのようにすれば良いですか?」
「解約時に提出する必要書類には何がありますか?」